広々とした工房では、絞り染めが一つひとつ丹念に作られています。
柔らかな布を手に取り、汚れや染料のムラを防ぐために、まずは丁寧に何度も水で洗い流し、しっかりと干すことから始まります。
布が乾いたら、次に職人たちは伝統の技と新しい工夫を凝らし、模様を丁寧に染め込んでいきます。
従来の絞り染めの技法に加え、刺繍糸を使って模様をステッチし、その糸を絞ることで独特の模様が生まれるなど、さまざまな技法が駆使されています。
細やかな手作業が重なり、少しずつ、布には鮮やかで美しい模様が浮かび上がっていきます。
小さなまる、大きなまる。
くも。かさ。雪の結晶。
染め上がった布一枚ずつに物語があるようです。
特にこの絞り染めは、発色がよく、色鮮やかに仕上がることが自慢です。
深みのある緑、鮮やかな桃色、やさしい黄など、多彩な色彩が布の上に広がり、ひと目で心を惹きつけます。
色落ちしにくく、使い込むほどに美しい風合いが増していくのも魅力のひとつです。
手作りならではの温かみと、同じものは二つとない「世界にひとつだけ」の特別感。職人たちの手から生まれた作品は、見るたびに新しい表情を見せ、手に取る人の心に寄り添います。
どうかこの商品をお手に取って、時間をかけて作り上げられた美しい絞り染めとともに、ゆったりとした時の流れを感じていただければと思います。
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